2007年6月アーカイブ

謎の植物群生」と片づけてしまったものですが、その後の調査でセダム属の植物らしいということがわかりました。
天気が良いので豊洲からお台場まで歩いていってみたのですが、あまりに晴れすぎていて、途中で倒れそうになりました。前回は緑一面だったところに星型の黄色い花が咲いています。しかもすごい勢いで咲いています。台場のこんな風の強いところにあって、花まで咲かせるほどの生命力。いったい何者なんでしょうか。

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セダム属の何か

切っても切っても新しい花が咲き続ける、ものすごいパワーをもった植物です。冬を越したから強いんでしょうか。それとももともと強いのでしょうか。赤、ピンク、青、紫の4色咲きでしかも長く楽しめる、秋まき1年草の中でもかなり満足度の高い種でした。

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ヤグルマギク(キク科)

ここのところ、毎年誰かが結婚しています。今年はなんとうちの部のハラグチ氏でした。
うちの部では特に日を決めず、必要があれば全体ミーティングを行うのですが、ある日のミーティングの終わりに、突然招待状を配りだしたのがハラグチ氏でした。びっくりです。部の全員を招待するというのはなかなかできそうでできないことですね。
しかも結婚式は、なんと平日の月曜日。びっくりです。各方面に連絡を取り、この日は部全体を休業としました。会場は、都内の高級ホテルです。普段ジーンズが制服のような、社会人から遠く離れている感じのメンバーが、なんと今日は正装してきています。驚きです。

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やりましたな!ハラグチ氏!

式は豪華そのもので、2人も幸せそうでした。乾杯の音頭をとらせていただきましたが、あいさつは極めて短いものにしました。若輩者が長いあいさつなんて、慣れないことはやらないことが一番です。

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和装もよかった!

式では、わが社がこの日のために選抜して結成したバンドが歌と演奏を披露しました。社長が会社にいるときより真剣な表情なのが印象的でした。

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クロイ代表、キムラ営業部長、ナガイD、ヤギュウAE、ノムラIT部長

なんだか仙人のひげのようなものが大量にぶらさがっている木がありました。触ると葉が閉じそうな気配があるので、おじぎ草か?と思って触ってみる人もいると思いますが、これは閉じません。
おじぎ草は1年草なので、木じゃなくて、低い所に生えている草です。冬には枯れます。

はてこの植物はなんだろうとずっと気になって、なかなか6月9日からブログが進みませんでしたが、ついにオカムラ氏によって解明されました。「ねむの木」でした。白いひげに見えたのは、花が咲いた後の状態でした。
ねむの木も、おじぎ草も、夜になると葉を閉じますが、葉の付け根にある「葉枕」という部分の細胞の膨圧が、夜と昼で変化するために起こる運動だそうです。「睡眠運動」と呼ぶそうです。ちゃんと寝てるんですねー。

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ねむの木(マメ科)

東京には、江戸時代からの名所、堀切菖蒲園があります。安藤広重が絵に描いているといいますから、かなり歴史あるところなのでしょう。200種もあるという花菖蒲は、どれも日本的な味わいのある色合いで見ごたえがあります。すぐ隣にマンションがあったりするのが東京らしいところです。

ところで、この「花菖蒲」(アヤメ科)は、野生の野花菖蒲(のはなしょうぶ)を改良して作られたもので、菖蒲湯で有名なあの「菖蒲」(サトイモ科)とは別物ということです。同じかと思っていました。

どちらも優れていて選択に迷う、という意味で「いずれが あやめか かきつばた」ということわざがありますが、花菖蒲、アヤメ、カキツバタの3つは見分けがつきにくいです。ポイントは花の根元(弁元)で、網目模様があればアヤメ、網目じゃなくて黄色なら花菖蒲、白色ならカキツバタです。試験に出ますよ!

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花菖蒲(アヤメ科)

冬を越してきたランタナに、今年もアブラムシが付きました。昨年はやられっぱなしでしたが、今年は違います。やつらにとって最大の天敵、てんとう虫が来たからです。
てんとう虫は英語ではLadybird、聖母のお使いだそうです。茎や葉を巡回し、腹いっぱいになるまで食べまくっています。実に頼もしいのですが、いつどこに飛んで行ってしまうか分かりません。できれば仲間を連れてきて欲しいところです。

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ランタナ(クマツヅラ科)と、ヒメアカホシテントウ(カブトムシ亜目テントウムシ科)

食用油の原料として有名な、紅花(べにばな)です。なんだオレンジやんか、と思っていたら、日を追うごとにどんどん赤く染まっていくのでした。それにしても強烈な形をしています。その辺の花よりずっと個性的な育ち方をします。ずーっと長い間、ひょろひょろと茎を伸ばし続けていて、一体どんな花が咲くのかと思っていたら、突然サボテンのようなものが現れてびっくりしました。

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紅花(キク科ベニバナ属)

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