ねむの木

なんだか仙人のひげのようなものが大量にぶらさがっている木がありました。触ると葉が閉じそうな気配があるので、おじぎ草か?と思って触ってみる人もいると思いますが、これは閉じません。
おじぎ草は1年草なので、木じゃなくて、低い所に生えている草です。冬には枯れます。

はてこの植物はなんだろうとずっと気になって、なかなか6月9日からブログが進みませんでしたが、ついにオカムラ氏によって解明されました。「ねむの木」でした。白いひげに見えたのは、花が咲いた後の状態でした。
ねむの木も、おじぎ草も、夜になると葉を閉じますが、葉の付け根にある「葉枕」という部分の細胞の膨圧が、夜と昼で変化するために起こる運動だそうです。「睡眠運動」と呼ぶそうです。ちゃんと寝てるんですねー。

nemu20070609.jpg
ねむの木(マメ科)

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