2008年3月アーカイブ

こちらも枯れ果てた枝の節々から登場です。黄緑色で、小さくまとまっているその姿はいかにもやわらかそうで、うまそうです。ちょっと摘み取ってサラダにでもどうですか。

成分:あじさいには青酸配糖体が含まれています
症状:嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺

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あじさい(ゆきのした科)

ベランダ中の枯れ果てたような枝から、次々と緑色のものが出てきました。中でも、もみじはかなり意外な形で出てきます。いつも見るあの手のひら型の葉の小型版が出てくるかと思ったら、それがさらに折りたたまれたような感じで出てきました。なかなか衝撃的な写真です。

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もみじ(カエデ科)

ついに咲きました。ふくらみはじめてから咲くまでに2か月もかかりました。それにしてもいい香りが漂います。これこそ春という感じです。
1つの枝から白と赤の花が咲く、咲き分け沈丁花という品種だったのですが、全部白でした。説明をよく読んだら「1年目は白花が多いですが、2年目以降は赤花が必ず咲きます。」と書いてありました。来年の春にご期待ください。

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沈丁花(ジンチョウゲ科)

この鉢には、もみじやスミレを寄せ植えにしているのですが、福寿草も植えていたことを、花が咲くまですっかり忘れていました。福寿草は、夏になると地上部が枯れるので、地下を意識しない限り、存在そのものを忘れてしまいます。スミレの陰に隠れて危うく見逃すところでした。控え目で美しい、春の訪れにふさわしい花です。

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フクジュソウ(キンポウゲ科)

みなさんはきっと人生に必要なことはゼルダの伝説や、マザーで教わったと思いますが、僕はドラクエ3で僕は人生のなんたるかを教わった気がします。ドラクエ3がなかったら、世界を旅しようとか、イギリスに行ったついでにエジンバラに行こうとか思わなかったでしょう。ゾーマのセリフ「ふたたびなにものかがやみからあらわれよう だがそのときはおまえはとしおいていきてはいまい」にさえ心を動かされます。世の中には、善と悪の両方の世界が同時に存在していて、そのどちらが正しいとは必ずしも言い切れないこともあるのです。
もちろん、ドラクエ4にもいろいろと教わっているところです。

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エンドールの城下町の兵士のことば

まだ数えるくらいしか会ったことがないのに、親友と僕が勝手に思い込んでいるヨシオカ氏の結婚式に参列するため、京都に行ってきました。

ヨシオカ氏とのこれまでを振り返ると、90年代前半には、マルチメディアパソコン「FM-TOWNS」で素晴らしい時代を夢見て、2005年にはアメリカで憂慮すべきゲームの未来を考え、またあるときは19時開始翌朝7時終了のロード・オブ・ザ・リング(SSE)3作連続上映の苦行もともにし、2006年にはスペインでガウディの足跡をたどったような仲です。

マイルを使うために、伊丹から京都にモノレールなど乗り継いで向かいました。多忙なワンマン運転手を見ながら乗るモノレールは面白かったですが、やはり京都にいくなら新幹線です。

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落ち着いた雰囲気で、大正ロマンを感じる会場

式は、アイデアにあふれる素晴らしいもので、料理やお酒も大変おいしくいただきました。新郎あいさつでは、地球は太陽の周りを365日と6時間でまわるのだからしてうるう年があるのだ、という大変ありがたいお話もありました。

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和装がとてもよく似合う新郎新婦

ところで、結婚式・披露宴では、どんなBGMを流すかで性格がわかってしまうものです。ヨシオカ氏が式の退場の音楽に選んだのは、なんとドラゴンクエスト5の「結婚ワルツ」。ドラクエの曲はすべてイントロで分かるくらい聞き込んでいる僕は、2秒後には激しく反応しました。

はたしてヨシオカ氏は、結婚式だからという理由だけでこの曲を選んだのでしょうか。僕は、ドラクエ5をちゃんとプレイしたことはありません。しかし、人から聞いた話によると、途中で主人公は、自分の結婚相手を「幼なじみの女の子」か「旅先で出会ったお嬢様」のどちらかから選ばなければならないという究極の選択を迫られるそうです。

いや、彼に限ってそんなはずはありません。みなさま慶事につき、深く追求せず軽く流すように、くれぐれもよろしくお願いします。

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