あじさいの色

あじさいの花(実際にはガク)の色について調べると、アントシアニンという物質が絡んでいることがわかりました。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、もともとは赤いらしい。この色素には、アルミニウムイオンと結合すると青くなる性質があって、土の中に含まれる微量のアルミニウムが、根から吸収されることで、花が青くなるという仕組みのようです。
肥料としてカリウムや硫酸アルミニウムを与えると、土の中が酸性になって、アルミニウムが溶け出しやすくなり、その結果、花が青くなるということです。肥料が窒素なら、中性かアルカリ性となって、アルミニウムが溶けづらくなり、赤くなるらしい。そういえばあれは赤というか赤紫ですね。

で、僕の家のベランダのあじさいはどうか。そのへんにあった土を適当に使っただけなので、酸性なのか何なのか一切不明。どんな色になるのかまるで見当がつきません。

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微妙な色付きを見せ始めたあじさい

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コメント(2)

アントシアニン!
私はその名前を「ブルーベリーは目に良いと言われるが、それはなぜか?」というテーマの情報で目にしました。
なるほど、あじさいもアントシアニン系なのか・・・(やや違

なるほどー、そういえば同じ系統の色かも。ブルーベリーも土をpH4.5くらいの酸性に保つのがいいらしいですね。
ということは、あじさいの花も食べると目にいい?
なんてことはさすがにないか。

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