本日のれんげ

もはや満開となったうちのベランダ。7階という高さにもめげず、みつばちが何匹かやってきました。

蜜集め担当である働き蜂が、1回に腹に収められる量はおよそ0.02グラム。これを巣にもって帰り、口移しで、いわゆる内勤の蜂に蜜を渡します。体内に取り込まれたときには、ただのショ糖だけれども、消化酵素が加わることによってブドウ糖と果糖に転化されます。

その後、巣の中で貯蔵され、羽ばたきによって蜜の水分が蒸発し、水分が20%ほどになって濃縮が進むと、やがて内勤の蜂が腹部からロウを出してフタをしてしまうらしいのです。なんと複雑なことを巣の中でやっているのでしょう。

それにしても「れんげはちみつ」に、他の花の蜜が混じらないのはどうしてでしょうか。彼らは、一旦れんげを見つけると、蜂同士の高度な連絡網によって、れんげ畑に向かって、何万匹も集中的に送り込むということです。
全然知りませんでした。

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れんげ
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イングリッシュデイジー

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コメント(2)

レンゲの花、とても綺麗に撮れていますね。
レンゲ蜂蜜の話、俳句の話もためになりました。

コメントありがとうございます。
毎回写真だけ載せてもと思い、無理やり調べてネタを作っただけなのであんまり感心しないでください。。

さて、ブログ拝見しました。お使いのカメラはデジタル一眼レフなんですねー。いいなー。僕のは、ピントがなかなか合ってくれない普通のコンパクトデジカメです。

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