最近、ひょんなことから英語の技術文書の翻訳(というか日本語版の作成)の仕事なんかもやったりしているのですが、熟語というか、独特の言い回しのようなものがまるで分からず、えらく混乱したりしています。
たとえば、これはその翻訳仕事とは関係ありませんが、今年僕らの業界でもっともやばい技術の1つ、「Apollo」を紹介するページのFAQにあった文章です。
Is Apollo free (as in beer)?Yes. The Apollo runtime will be free (similar to the Flash Player and Adobe Reader).
free as in beerって ?ビールとして無料?
という英語表現が、何のことやらさっぱりです。
freeという単語にはみなさんご存知の通り、「自由」と「無料」という2つの意味があります。どっちの意味でfreeという単語を使っているのかを明確にするために、
・free as in beer --- 「ビールがfree」のfree (=無料)
・free as in speech --- 「言論のfree」のfree(=自由)
で使い分けるそうです。知らなかったー。言論はともかくビールを無料のものの代表格として出すのは面白いと思います。日本語にもありますよね。果物のほうのカキとか。ズボンのほうのパンツとか。それは違うか。
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