世界一周ソフト

現在、残り30万マイル。今年の年末で切れるマイルはこのうち21万9千マイル。
これを世界一周チケットに換えると、ファーストクラスならおおよそ25000マイル(40,233キロ)、ビジネスクラスなら39,000マイル(62,764キロ)の旅ができる。
ちなみに、googleには、検索語に「39000 miles」と入力すれば、キロに変換される素晴らしい電卓機能がある。

一番悲しいと思われる展開は、このままこのマイルが消えてしまうことだ。自由な身であるうちに行けるところに行っておきたい。
前回の世界一周は、ファーストクラスを味わうために、長距離路線ばかりを選んだ旅だった。今回は中距離の移動を重ねたい考えだ。いろいろ忙しくなってくる前に、秋になる前に2周目に旅立ちたい。

特典航空券は、ANA(全日空)が所属するスターアライアンスに加盟する航空会社ならどの便でも利用できる。利用条件は次の通り。
・東周りあるいは西周りのどちらかで逆周りはできない
・旅程は最大12区間
・出発地と最終帰着地の間で8回途中降機が可能(欧州は3回まで)

この旅行を計画するために、スターアライアンスのタイムテーブル検索ソフトを使って、まずどの都市へ移動可能か調べる。「逆周りできない」というルールが結構きつい。本当に行きたいところになかなか行けない。ハブ空港を経由するルートしか組めない。今回は西周りを目指しているので、常に西に進むルートを調べていく。

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U.A.E.のドバイからどこに飛べるか検索したところ

便によっては、毎週特定の曜日しか飛んでいない場合もあるので、注意しながら見ていく。世界中のすべての空港はスリーレターコードという文字で表される。成田は「NRT」、ドバイは「DXB」、バンコクは「BKK」など。
次に登場するのは、世界一周マイル計算ソフト。これに日付と、スリーレターコードを入力し、目的の便を選択すると、旅程が設定され、地図に線が表示される。

例えば、11月15日から旅行に行くと仮定して、成田-シンガポール-ドバイ-ウィーン-オスロ-フランクフルト-サンパウロ-ロサンゼルス-オークランド-成田で作ってみた。

0724worldtrip2.jpg
この例では、合計35,405マイル(56,978キロ)の旅

なんて便利なソフトだ。だんだん線がのびていく感じが実に楽しい。これだけで旅行をしているような気分になれる。日曜日夜の現実逃避には最適なソフトだ。

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