フルタイムロッカー

新しい自宅の共同玄関ドアは、非接触型のキーをかざすと、ピピッと鳴って開く。見た目は鍵だけど、Suikaみたいな感じだ。雨の日で傘を持っているときなんかすごくよい。ゴミ捨て場に行くにもこのキーを使うので便利だ。そして、このキーが使える場所はもう1箇所ある。入居時から謎めいていた「フルタイムロッカー」だ。この正体がついに今日判明した。

今日は、本を書きましたという報告のため、多摩美八王子、早稲田大学とまわった。多摩美は京王線の果て、橋本駅からバスで10分というところにあるのだが、本当に遠い。大変疲れた。早稲田では、坂井先生と久しぶりに再会。全然お変わりなく、よかったよかった。まだ福岡と東京を毎週往復されているそうで、その体力に敬服。

その長い旅路から帰ってきて、共同玄関でピピッとやると、そこに赤い文字で「ロッカーに荷物が届いてます」の表示。なんと、こんな入り口でそんなことがわかってしまうのか。
そこでフルタイムロッカーの前でまたピピッとやってみると、5番のロッカーのドアが自動で開き、そこにamazon.co.jp and you're done.があった。ああ、感動的だ。まさに「you are done.」だ。もはや不在のときに電話かけたり、配達の人が来るまで待ったり、あの嫌な思いをしなくて済むのだ。このシステムはあまりに素晴らしすぎて、この公団住宅に、この超絶的に便利なシステムの導入を決めた人に感謝したい。

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