宝塚線脱線事故

なんという悲惨な事故。JALやANKが管制塔の指示を無視して離陸しようとした事故も、トレンドマイクロがうっかり未テストのパターンファイルを配布したことも、セガジョイポリスで起きた事故も、何か共通するものを感じる。あまりにも経験が足りないか、すっかり日常化したことによる慣れか。
いつも同じことを繰り返していると、何かここは省略してもいいんじゃないかという考えが生まれてくる。甘えというか。人1人の生活の中でさえ、今日は歯磨きは短くていいやとか思うのだから、ルーチン化した作業、年数がたった組織の中でどうしても歪みが出てくるのだと思う。
これを防げずに、世の中で、僕らが違うファイルを間違ってアップロードするようなミスがたくさん起きているのじゃないかと思っている。どこか世の中が疲弊してきている感じがする。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
京都の吉岡君が無事でよかった。きっと彼のまわりのみなさんもご無事であろう。
それにしてもJR西日本の会見がよくない。
「置き石があった可能性が高い」とまるで事故原因のように発表してしまい、
「列車の遅れに対し、特にうるさかったのではないか」に「それは、ありません」と即答している。
東京臨海高速鉄道りんかい線も運転が荒い。心配だ。

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