イオン vs ヨーカドー

引っ越したところには、徒歩1分の距離にイオンショッピングセンター(ジャスコ)がありますが、何日か買い物に行っただけで、ダメさが分かってきました。

・自社開発商品「トップバリュ」
一般のメーカーの商品ではなく、自社ブランドの商品をかなりの割合で置いています。とにかくなんでも自社ブランドなのです。飲料、食品から日用品、生活雑貨の何から何まで。しかも一般のメーカー商品より安いものもあります。
ヨーカドーにも自社ブランド商品はありますが、高品質でその分、少し値段が高いという分かりやすいコンセプトがしっかりありました。
問題は、一般のメーカーの商品を削ってまで、自社ブランドを陳列している、イオンの企業姿勢にあります。デザインまで同じトップバリュ商品で埋め尽くされていて、利益を追求しようとする露骨な印象を与えている気がするのです。
消費者の商品選択の幅を狭めてまで利益を追求しようとしているスーパーは、果たして生き残れるのでしょうか。

・レジが遅い
バーコードリーダーのシステムは対して変わりありません。強いていえば、値引き商品が手入力な点で、明らかな差があります。しかし問題はそんな遅さではありません。平均時間が明らかに長い。ヨーカドーの1.5倍は時間がかかっているような印象です。何か社員教育上、決定的に欠けているポリシーがあると思うのです。
レジに並ぶ時間が長いということは、スーパーが同じ商品を提供していたとしても、客の満足度に直接影響してしまいます。クレームがクレームを呼ぶ。そんな構造がすでにあるような気がしています。

・エンドレス音楽が少ない
ヨーカドーでは、ビックカメラのように、エンドレステープの音楽が流れています。これはちょっと凄いセンスです。毎日利用する空間に、毎日好きでもない音楽が流れているというのは、苦痛です。イオンは、この点ではヨーカドーに勝っているといえるでしょう。

というわけで、イオンが24時間営業である点を考えたとしても、完全にヨーカドーの勝ちです。ああ、ヨーカドーがなつかしいよ、僕は。

コメントする

[ad]