印税

執筆が一通り終わったところで、「そういえば契約書まだでしたねー」と、契約の話がでてきた。原稿料(印税)だ。すっかり忘れていた。
1冊売れるごとにいくらかもらえるというシステムだ。共同執筆者のオカケンさんと山分けにすることにした。といっても、まぁびっくりするくらい小額なので、事件にもならない。
執筆は、本がかなり売れないと割に合わない仕事に違いない。でも、ゲームを作ったときと同じで、何から何まで初めての体験。1つの作品を作っていく過程が実に楽しい。編集者が、よい本を作りましょうと熱意をもってくれて仕事をしてくれるのもなによりだ。
Flashの本としてはあまりに後発。ならば他の本と決定的に違う何かを書けないかと模索した。過去の習慣をばっさり切り捨てた、既存の本にけんかを売っているような内容になった。ひょっとしたら、業界人からもの凄い批判をあびることになるかもしれない。
しかし、自分が正しいと思う内容のものが書けて、よい編集者がいて、よいデザイナーがいて、限られた時間の中で可能な限りよい本ができれば、それでよいではないか。

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