校正のために

校正作業のために赤いペンを買った。ヨーカドーで15分くらい悩んで一本買った。それまでは3000hPaの高圧力がウリの、ボールペンのようなペンを使っていたけれど、「ダマ」ができて汚いので、細くて「ダマ」ができないペンを探した。結局0.4mmという太さに落ち着いた。ZEBRAの SARASA。このペンは校正のために作られたのではないかと思うほど、ちょうどいい。
校正をやっていると、これを見る編集者と作業者の姿が目に浮かぶ。「修正してっていうから修正したのに、結局元に戻すのかよー」とか言っている姿だ。だからせめて、これまでにないほど丁寧に字を書くようにした。
今は、紙の束でしかないが、月末には全国の書店にこの本が並ぶ。ちょっと信じられないことだ。

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